三井デザインテック(本社:東京都中央区、代表取締役社長:村元祐介)がオフィスコンサルティングからデザイン・設計・一部施工までを手がけた、みずほリース(本社:東京都港区「虎ノ門アルセアタワー」、代表取締役社長:中村昭)の新本社オフィスが、第39回 日経ニューオフィス賞で「ニューオフィス推進賞」「クリエイティブ・オフィス賞」を受賞した。
日経ニューオフィス賞は、日本経済新聞社と一般社団法人ニューオフィス推進協会が共同で主催する。審査では、「快適かつ機能的なワークプレイスの整備」「創造性の向上」「知識資産や情報の適切な管理・運用」のために、どのようなコンセプトに基づき、どのような具体策が施され、どのような効果を上げているかなどの観点から評価される。2026年9月4日には表彰式が開催され、デザインを担当した杉山氏、本田氏が出席した。
営業拠点と本社を集約、コンセプトは「Action! It’s my turn!」
新本社オフィスでは、社員同士のコラボレーション・コミュニケーションの増加を目指し、営業拠点と本社に分散していたオフィスを集約した。コンセプトは、社員一人ひとりの能動的なアクションの誘発を狙う「Action! It’s my turn!」。温かみのあるテラコッタオレンジをテーマカラーに、曲線を用いた照明を取り入れるなど、「五感の刺激」を目的としたインテリアとしている。
3フロアにまたがる社員間の交流を促す内部階段やカフェ、外部企業との交流を促すイベントスペースを設置した。サウンドマスキングなどのデジタル技術も積極的に取り入れている。
コンサルティングから一部施工まで、4つの取り組み
三井デザインテックは、働き方の現状把握と課題整理を行うオフィスコンサルティングから、自律的な働き方変革を促すチェンジマネジメント、インテリアデザイン・設計、一部施工までを一貫して担当した。
① 拠点集約を機に見直した働き方とエリア構成:社員アンケートやワークスタイル調査をもとに、集約後に必要な機能・面積・エリア構成を検証。ABW(Activity Based Working)の導入方針や運用ルールを含め、移転後の働き方を見据えて提案した。
② 「五感の刺激」を目的とした空間デザイン:テラコッタオレンジを採用し、自然素材や手仕事の温かみを感じるマテリアルと曲線を用いた照明計画により、能動的な行動を促す動線とエリア構成を設計した。
③ 社内外の交流を生む仕掛け:3フロアをつなぐ内部階段を設け、中層階にレセプションエリア、コラボレーションエリア、カフェ、イベントスペースなどを配置。偶発的な出会いや部門を越えた対話から、新たなコラボレーションにつなげることを目指す。
④ 特注家具の資源循環に向けた取り組み:特注家具の資源循環を支援するサービス『CIRCULAR FURNITURE』のトライアルを実施している。特注家具のCO₂排出量の削減率を算出(CFP算出)するとともに、資源循環に関する情報を可視化(DPP実装)する取り組みで、オフィス空間において特注家具を対象としたこのサービスの導入は日本初の事例という。
みずほリース新本社オフィス 概要
建物名称:虎ノ門アルセアタワー(東京都港区虎ノ門二丁目2番3号)
階数:27階、28階、29階
オフィスコンセプト:Action! It’s my turn!
開設時期:2026年2月16日(月)
オフィスコンサルティング・デザイン・設計・一部施工:三井デザインテック株式会社
受賞オフィスの詳細:https://www.nopa.or.jp/prize/contents/congratulation39.html
三井デザインテックとは
三井デザインテックは、2021年7月に新設した自社の本社オフィス『CROSSOVER Lab』でも、第35回 日経ニューオフィス賞「ニューオフィス推進賞」を受賞している。今後も、新たな暮らし方やビジネスの広義の意味での「デザイン」を通じた社会課題の解決に取り組むとしている。